足のしびれ〜腰痛を伴う足のしびれ
坐骨神経痛が疑われます。
症状が深刻になると足の痺れが徐々に下まで伸びていき、足の指先までしびれるケースも出てきます。
椎間板ヘルニアなどが原因で発症することもあります。
足の神経は、腰や骨盤部分からでているため、足のしびれと腰痛は密接な関係にあります。
腰痛に伴って足がしびれるのは、腰付近の神経が圧迫されると、足の方にも影響がでてくるためです。
坐骨神経痛の治療は日常生活を安静にするのはもちろんですが症状によっていくつかあります。
非ステロイド性消炎鎮痛剤の内服薬による薬物療法、温熱治療としてホットパックや極超短波などが用いられる理学療法、原因が椎間板ヘルニアのばあいは手術によりヘルニア切除術を行う場合もあります。
いづれにしても、腰痛を伴う足のしびれは、症状が重い場合が多いので、足のしびれを放っておかないで、早めの対処が必要です。
専門医に診察してもらいましょう。
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足のしびれ〜足の親指のしびれ
この症状の場合、原因は椎間板ヘルニアか、外反母趾の人に多いです。
椎間板ヘルニアが原因の足のしびれは、上記で説明したとおり坐骨神経痛が疑われます。
足の親指のしびれが外反母趾が原因の場合ですが、この場合は足の親指の付け根の辺りに痛みやしびれがおきます。
外反母趾は親指のおおもとの骨と指先の骨が、足指のつけ根を境に大きな角度を作っています。
そのため親指が2番目の指の下に潜り込んだり、上に乗ったりして、足裏の2番目や3番目の指の付け根に荷重が掛かって、タコや筋状の角質ができたり、足の指にピリピリとしたしびれのような痛みを感じたりします。
また、外反母趾の人で、足の親指が上に反っている方は、その部分に体重が掛かってしまうため、あしの親指がしびれる場合もあります。
この場合は付け根の痛みではなく、足の指先の関節面が変形性の炎症を起こしてしびれや痛みを伴います。
対処法としては、靴に原因がある場合がほとんどなので、自分の足に合った靴を選ぶことで、体重の掛かり方が均一になり、症状が改善されるケースが多いです。
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